Knock Knock / Mac Miller 和訳

Knock Knock / Mac Miller 和訳

マツコの知らない世界の挿入歌

Mac Millerはペンシルバニア州ピッツバーグ出身人気ラッパー。残念ながら、若くして亡くなってしまいましたがAriana Grandeとの「The Way」は全米でもTOP10入りを果たしました。Arianaの元恋人としても有名です。そして今回紹介するのはお馴染みのTV番組「 マツコの知らない世界」のBGMとして使われている特徴的なイントロであるLinda Scott 「I’ve Told Every Little Star」をサンプリングしたラップナンバー。

リリックの中にも、うまく言葉遊びを使いながら学校にいかなくても俺はこれで生きていくという意思の表れが随所で垣間見えます。言葉の意味はわかるけど、なぜこの言葉をチョイスしているかわからない人にはぴったりです。

 

Knock Knock 和訳

This is gonna feel real good, alright?

これまじで気持ちよくない?やろ?

Most dope

最高やわ

Dope
由来は、スポーツでよく耳にする「doping/ドーピング」という言葉で、主にヘロインや、マリファナなどの麻薬を指す言葉でした。「最高、かっこいい、病みつき」という意味で使われていて、「cool」や「awesome」に近い表現です。日本語でいうと、「やばい」に近い表現でしょうか。HIPHOP系の音楽に対して、「最高、かっこいい」

Everybody please put a thumb in the air

みんな親指をあげようぜ

[Chorus]

One, two, three, four  some crazy-ass kids come and knock up on your door so

1、2、3、4何人かのイかれた子供が来て、あなたのドアをノックしてるで

Let ‘em in, let ‘em in, let ‘em in (Hey)

部屋にいれてやれよ

※em :them の略で、thの発音はなくなります。映画でもよくつかわれてますので必須です。

 

【省略】

 

[Verse 1]

I feel like a million bucks

100万円ほしい気分やわ

But my money don’t really feel like I do

お金はおれのことほしがってないけどな

And from the ground, I built my own damn buzz

んでおれはいちから自分の力で流行らせたで

※build buzz:~を流行らせる。最近はSNSでもバズるとか言いますよね

 

People was amazed I was still in high school

みんな驚愕してたわ、おれがまだ高校生やって

 

But now I’m out, and money what I’m ‘bout

いまはもう中退して、お金しか信じてないけど

That's what I'm about
インフォーマルなアメリカ英語で、おれはそれを信じていると意味になります。つまり、今回はお金を唯一信じているというニュアンスになるでしょう

Tryna get so much that I can’t keep count

数え切れへんくらい稼ぐつもりやで

※Tryna:trying to の略

New kicks give me cushion like whoopie

新しいシューズはおれにウーピーみたいなクッションを与えてくれる

※kicks : スラングで靴のことをいいます

※whoopie cushion:日本でいうブーブークッションです。ここでは、新しいNIKEのシューズのクッションとウーピークッションをかけている言葉遊びです

Keep a smile like an Eat’n Park cookie

Eat’n Park cookieみたいに笑い続けるで

※Eat’n Park cookie:Eat’n Parkはオハイオにある地元のレストランチェーンでそのロゴに笑っているクッキーがあるんです。これ↓

Everything good, I’m white boy awesome

全てうまくいっている、最高の白人ボーイや

Up all night, Johnny Carson

徹夜して、Johnny Carsonみて

※be up all night :徹夜する

※Johnny Carson:アメリカで有名なTV番組Tonight Showの司会者

I ain’t got a Benz, no, just a Honda

ベンツはもってないで、ただのホンダの車やけど

But tryna get my money like an Anaconda

アナコンダみたいにお金を稼ぐで

※アナコンダは「wrapping」して獲物を捕まえます。そしてMacは「rapping」してお金を稼ぎます。

ここでクレバーなリリックを入れているんです。深いね

 

Real, real long, cross the country

めちゃくちゃ長くて国をまたぐくらいのな

Smoke joints in the whip, no cop can bust me

どんな警察も俺を逮捕できないぜ

※ジョイントに関してはYoung,Wild and Free 和訳によく出てきますのご参照ください。

Drive into the stage, they applaud and scream

ステージへいって、彼らの拍手と悲鳴を聴く

All them pretty little girls come and flock with me

かわいい女たちはみんなこっちにきて、俺に群がるさ

Yeah, I rock the beat

もちろんビートを刻むで

 

【省略】

 

[Verse 2]

And I like my rhymes witty, all my dimes pretty

そして俺は自分の機転の利いた韻とかわいい女が結構好き

※dime:「美人」や「美しい女性」という意味のスラングです。本来は10セントのこと。そして、ここでも韻を踏んでいますね

 

If you got weed, you can come fly with me

もしウィードを手に入れたら、一緒に気持ちよくなろうぜ

I don’t take pity on them silly little hoes

おれは、おバカな女たちを憐れんだりせーへんで

※take pity on:憐れむ、同情する

※Silly:おバカさん、おもしろい。Stupidよりもポジティブな意味合いが込められます

※hoe: 詳しくはYoung, Wild and Free和訳の記事ご覧ください

 

Milli Vanilli but this is really how it goes

Mouth my words, don’t say shit

Milli Vanilliは口パクだけで、なんも歌ってない。けどそんなもんやろ

※Milli Vanilli:1980年代のR&Bデュオで、デビューアルバムでグラミー賞をとりました。しかし、全てのライブにて、実際に歌っていないことが判明しました。このお二方です。

※this is how it goes:世の中そういうものだよという意味になります。このまま覚えておいていいかも

※mouth:動詞では、口だけ動かして伝えるという意味

 

Shh, shut up, bitch, and ride this dick

しー、黙っておれの上にのりな

I’m just playing, let’s have a ball

遊んでいるだけやから。楽しもうぜ。

let’s have a ball:let’s have funと同じ意味です。

 

All we need is some weed, hoes and alcohol, hey

おれらが必要なのは、ウィードと女と酒だけや

All we need is
All one need is で必要なのは~だけという意味です。ある有名な歌手がAll I need for Christmas is youって歌ってます笑

Don’t forget it when I’m wreckin’ the etiquette for the hell of it

おれが面白半分で礼儀正しくふるまってないってことを忘れるなよ

wreck the etiquette
wreck はthe ship was wreckedというように、船が難破したというような表現で使われ destroy(破壊する)と同じニュアンスで使われています。つまり今回は、礼儀作法を壊す=正義正しくふるまわないと意訳しています

※for the hell of it:おもしろ半分で (口語として使われます)

 

Smellin’ it when the L is lit, I’m flyer than a pelican

ウィードが燃えると匂ってくるぜ、おれはペリカンよりうまく空を飛べる

※L:スラングでウィードのことを指します

※pelican fly:スラングでウィードのことを指していますので、それも含めて言葉遊びしているのでしょう

 

Young fresh, but I’m so damn intelligent

若くて、めっちゃ賢いし

Girls givin’ brains ‘cause I’m acting like a gentleman

女たちがよって来るようにジェントルマンみたいにふるまうわ

※Giving brains:ここではオーラルセックスを比喩しています。

 

In deeper than the water Michael Phelps was in

Michael Phelpsよりも深いところにいこうか

※Michael Phelps:アメリカの水泳選手

Finna have a party, baby, you can tell your friends

さあ、パーティー始めるで、友達も呼んできて

※Finnna:~する予定である。Fixing to の略でgoing to と同じ意味でつかわれる(HIP HOP用語)

 

We the type, lookin’ right, still settin’ trends

おれたちは、流行りをつくりながらふさわしいものを探してるんや

Fuck a job, I’ma get these dead presidents

仕事なんてくそくらえ。死んだ大統領たちを手に入れてやる

※these dead presidents:アメリカドルには、昔の大統領が描かれていることからお金のことを比喩しています

 

【省略】

 

Not a day, goes by when I ain’t gettin’ high

おれがハイにならない日は1日もない

※Not a day, goes by:~しない日は1日もない つまり今回は毎日ウィードを吸ってハイになるというニュアンスでしょうか

They wonder why don’t I go get myself a job

彼らはなんで俺が仕事をしないか不思議がってる

So I can make, them bucks, but I don’t give a fuck

だから金を稼ぐんや、誰も気にせーへん

※bucks:アメリカでdollarsの同意語

※I don’t give a fuck:使い方は別途お調べください。笑

No, I feel great

いや、最高やわ

Bitch, I feel great

びっち、おれは最高や

【省略】