Changes / 2PAC 和訳

Changes / 2PAC 和訳

当時の人種差別をラップにした衝撃の洋楽

関西生まれJ-POP育ちのDJ17がおすすめ洋楽を紹介します。

この曲はBruce Hornsbyの「 The Way It Is」という曲をサンプリングしています。昨今、#BlackLivesMatterとして全米でデモが起こっていますが、この曲を爆音で流しながら訴えている人たちも多いんですよね。興味のある人はYOU TUBEなどでも検索してみてください。差別が当たり前になっている現状を変えるのは俺たちなんだということが歌詞の中でも表現されておりメッセージ性の高い楽曲となっています。ヒップホップは単純にリズムを楽しむのもありですが、背景を知るとさらに楽しくなりますよ。

 

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Changes /  2PAC 和訳

 

[Intro: Talent]

Ooh, yeah (Ooh)

(Come on, come on)

 

[Verse 1: 2Pac]

I see no changes, wake up in the morning and I ask myself

朝起きて何も変わってないことに気づいた そして自分に聞いたんだ

Is life worth livin’? Should I blast myself?

生きていく価値があるのだろうか、俺は自爆すべきなのか?

I’m tired of bein’ poor and, even worse, I’m black

もう貧しいのにうんざりだ 更に最悪なのは黒人ってこと

My stomach hurts so I’m lookin’ for a purse to snatch

飢えで俺のお腹は痛むからひったくりできそうな財布を探してる

※snatch:ひったくる

Cops give a damn about a negro

警察は黒人ばかりを気にして

Pull the trigger, kill a nigga, he’s a hero

銃を撃って黒人を1人殺せばやつはヒーローになれる

“Give the crack to the kids, who the hell cares?

子どもたちにドラッグをあげても誰も気にしない

One less hungry mouth on the welfare”

それで生活保護を受けて腹を減らしてる子が一人少なくなるからな

First ship ‘em dope and let ‘em deal to brothers

まず彼らにドラッグを渡して、自分の兄弟たちに売りさばかせる

Give ‘em guns, step back, watch ‘em kill each other

銃を渡して、後ろから彼らがお互いに殺し合うのを観るのさ

“It’s time to fight back,” that’s what Huey said

ヒューイ・P・ニュートンが言った、今こそ戦うべき時だって

※Huey:Huey P. Newtonのことで、the Black Panthersという黒人民族主義運動・黒人解放闘争を展開していた急進的な政治組織の設立者です。

Two shots in the dark, now Huey’s dead

暗闇で発射された2発 彼は死んだんだ

I got love for my brother

俺は自分の兄弟たちを愛してる

But we can never go nowhere unless we share with each other

でも俺たちは互いに分け合わなければどこへも進めない

We gotta start makin’ changes

俺たちは今こそ変わり始めるべきだ

Learn to see me as a brother instead of two distant strangers

俺を遠い見知らぬ人として扱う代わりに、兄弟として見てくれないか

And that’s how it’s supposed to be

それこそがあるべき姿なんだ

※that’s how it’s supposed to be:それは、そうあるべきだ。それが物事の道理だという意味になります。よく出てくるので、このまま覚えておいた方がいいかも

How can the Devil take a brother if he’s close to me? Uh

もし兄弟が俺の近くにいたら、どうやって悪魔は彼を連れていける?

I’d love to go back to when we played as kids

遊び回ってた子ども時代に戻りたいと思う

But things change, and that’s the way it is

しかし全ては変わった、そしてそれが現実なんだ

 

[Chorus: Talent]

(Come on, come on)

That’s just the way it is (Changes)

それが現実なんだ

Things’ll never be the same

物事は必ず変わる

That’s just the way it is (That’s the way it is, what?)

それが現実なんだ

(省略)

 

[Verse 2: 2Pac & Talent]

I see no changes, all I see is racist faces

おれは何の変化も見られない 見えるのは人種差別するやつの顔だけだ

Misplaced hate makes disgrace to races

間違った憎しみが人種同士の争いをひきおこす

※disgrace to :~の顔に泥を塗る、面目を失わせるという意味ですが、ここでは韻の踏み方を重視してます

We under, I wonder what it takes to make this

この状況の中で、俺は何が必要なのか考える

what it takes to make:~に必要なもの

One better place, let’s erase the wasted

どうすればより良い場所にできるのかを 無駄にした過去を消し去ろう

Take the evil out the people, they’ll be actin’ right

人々の中から悪魔を追い出そう、そうすればみんな正しく振る舞えるさ

‘Cause both black and white are smokin’ crack tonight

黒人も白人も今夜一緒にドラッグをやってるから

And the only time we chill is when we kill each other (Kill each other)

そして俺たちが唯一落ち着ける時が、お互いを殺し合っている時

It takes skill to be real, time to heal each other

本物になるにはスキルが必要で、お互いを癒し合えるまでには時間がかかる

And although it seems heaven-sent

天国から送られて来てるみたいだが

We ain’t ready to see a black president, uh (Oh-ooh)

俺たちはまだ黒人の大統領を見るための用意ができていない

※この曲がレコーディングされたのは1992年でした。その時はまだ黒人大統領が実現していない時代だったんですね。亡くなった後にオバマ大統領が選出されるなんて感慨深い、、、

It ain’t a secret, don’t conceal the fact

それは秘密でもないし、真実を隠すべきではない

The penitentiary’s packed and it’s filled with blacks

刑務所は混雑してるが、そのほとんどが黒人だ

But some things will never change (Never change)

でも決して変わらないこともある

Try to show another way, but you stayin’ in the dope game (Ooh)

別の方法で見せたいが、お前はまだドラッグのゲームに身を置いてる

Now tell me, what’s a mother to do?

なぁ教えてくれ、お母さんには何ができるんだ?

Bein’ real don’t appeal to the brother in you (Yeah)

本物でいろよ 兄弟たちに自分をアピールする必要はないぜ

You gotta operate the easy way

お前は簡単な方法で取引しないといけない

“I made a G today,” but you made it in a sleazy way

『今日がっつり儲けた』でも、その金は汚い方法で稼いだ金だ

※G:ここではgrandの略として使われます1000$(10万円)という意味が予想されます。

※in a sleazy way:いかがわしい、低級な、みすぼらしい方法で

Sellin’ crack to the kids (Oh-oh), “I gotta get paid” (Oh)

子どもにドラッグを売りつけてさ 「俺には金が必要だ」ってな

Well hey, well that’s the way it is

そう、それが現実なんだ

 

(省略)

 

[Interlude: 2Pac]

We gotta make a change

俺たちが変わらないとな

It’s time for us as a people to start makin’ some changes

俺たちが人間としてなにか変えなければならない時がやってきたんだ

Let’s change the way we eat

食べ方を変えよう

Let’s change the way we live

生き方を変えよう

And let’s change the way we treat each other

そしてお互いへの接し方を変えよう

You see the old way wasn’t workin’

昔のやり方では通用しないとわかっただろ

So it’s on us to do what we gotta do to survive

だから俺たち次第だ 生き残る為に俺たちがやらないと

 

[Verse 3: 2Pac & Talent]

And still I see no changes, can’t a brother get a little peace?

まだなんの変化も見られない ちっちゃな平和すら持つこともできないのか?

It’s war on the streets and the war in the Middle East (Ooh, yeah)

ストリートは戦争、中東でも戦争

Instead of war on poverty

でもそれは貧困のための戦争ではなく

※poverty:貧乏、貧困

They got a war on drugs so the police can bother me

ドラッグのための戦争 だから警察は俺を悩ますんだ

And I ain’t never did a crime I ain’t have to do

でも俺は決して犯罪を犯してないし、犯す必要もない

But now I’m back with the facts, givin’ it back to you (Ooh)

俺は真実とともに現実に戻った お前にその真実を教えよう

Don’t let ‘em jack you up, back you up

やつらに応援してもらって興奮させられてはだめだ

※jack you up: (人を)激励する, (人に)気合を入れるという意味。主にアメリカで使われます。

※back you up:(人を)応援する。よく日本語でもバックアップするからという風に使われますね。

Crack you up and pimp-smack you up

やつらに笑わせられちゃいけない 売春をあっせんするやつに潰させるな

※Crack you up:直訳すると「笑わせてくる」という意味になります

※pimp-smack you up: pimpは売春などを斡旋する人のことで、smackは叩くや悪口を言うことを意味します。

You gotta learn to hold your own

お前はしっかりと自分を持つことを学ばないといけない

They get jealous when they see you with your mobile phone

やつらはお前が携帯を持ってるのを見ると嫉妬するからな

But tell the cops they can’t touch this

でも警察にそれに触れるなと言うんだ

I don’t trust this, when they try to rush, I bust this

俺はそれを信用しない だからやつらが走って来ようとしたらそれを壊す

That’s the sound of my tool, you say it ain’t cool

それが俺の道具の音だ お前はそれは格好よくないと言うけどな

My mama didn’t raise no fool (Oh)

俺のお母さんはバカを育てたわけじゃない

And as long as I stay black, I gotta stay strapped

黒人でいる限り、俺はずっとこの状況に縛られていなきゃいけないのか

And I never get to lay back

永遠にリラックスすることはできない

‘Cause I always got to worry ‘bout the payback

俺はいつも復讐されることを心配していないといけないからさ

※payback:スラングで復讐という意味になります。2PACはキャデラックに横付けされて銃で撃たれて亡くなりましたが、これもなにかの復讐だったのかもしれませんね。

Some buck that I roughed up way back

帰り道で殴ったことのある何人かの男たちが

※buck:ここでは元気な若者、黒人の男という意味になりますが、スラングとしては、貨幣のドルのことを意味することが多いです。

※rough way back:暴力を振るう

※way back:帰り道で

Comin’ back after all these years

こんなに時間が経ってから戻って来ようとしてる

“Rat-a-tat-tat-tat-tat,” that’s the way it is

ダダダダダ、それが現実さ

※これは銃声を言葉にしています。

 

(省略)

 

 

お気に入りの曲を和訳してほしい

洋楽には、その当時の背景や流行り、そしてアーティストの情報などが歌詞の中に多く散りばめられています。そのため、ネイティブでは当たり前のことが日本育ちだとなかなか理解できないことがあるんです。それに加えて、学校の教育では習っていないネイティブ同士ではわかるような表現が使われています。こんな文法習ったことない、スラングが多すぎて意味がわからないというのは、当たり前ということですね。

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